2024年8月26日、深セン経済特区は設立から44周年の「誕生日」を迎えた。
44年にわたり、深センは2000万人以上の人口に成長し、3兆4000億元のGDPを超え、後進的な辺境の農業地域だったところから、魅力と活力、エネルギー、そして革新力に満ちた国際化を果たしたイノベーション型都市にまで急速に発展してきた。
写真:深セン発布提供
伶仃洋、深セン湾、大鵬湾、大亜湾から、蓮花山、梧桐山、銀湖山、馬巒山などの山々まで、深センは互いに照り映えている山と海に恵まれた都市である。
撮影者:寧傑文
深センはその面積が小さいながらも、福田区・羅湖区・塩田区・南山区・宝安区・龍崗区・龍華区・坪山区・光明区・大鵬新区の10の行政区および深汕(深セン・汕尾)特別合作区は、すべて良好な発展の勢いを見せている。「CCIDコンサルティングトップ100区」ランキングにおいて、深センから4つの区がトップ5にランクインし、うち南山区は7年連続でそのトップに立っている。また、深センの「飛び地」である深汕特別合作区は、3年連続でGDP成長率が20%を超えた。
撮影者:寧傑文
深センは、中国の成果を世界に示す窓口となっている。
開放的な街として、深センの輸出総額は31年連続で全国首位の座をキープしており、対外貿易相手は200以上の国・地域に及び、深センに投資するグローバルフォーチュン500企業は310社を超えている。
起業の天国として、深センのイノベーション拠点は3800社以上、ハイテク企業は2万4700社に達している。また、関連産業に従事している人材が679万人を超え、PCT国際特許出願件数は20年連続で中国の大中都市でトップをキープしている。
撮影者:劉粤生
緑豊かな街として、深センの公園の数は設立時の2カ所から、2023年末時点で1290カ所にまで整備され、緑道の総延長は3406キロメートルに達している。
写真:美麗深セン提供
住みやすい町として、深センは医療や基礎教育、住宅などの分野に引き続き力を入れている。2023年現在、深センの病院数は159カ所、コミュニティヘルスケア施設は926カ所、様々な教育施設は2940カ所、在籍学生数は274万人に増えた。
撮影者:劉錦城
1980年から2024年までの44年間で、深センは辺境における小さな町から国際化された都市へと大きな飛躍を遂げた。深センはより多くの「春の風物詩」を書き継ぎ、世界が称賛するような新たな、より大きな奇跡を創造し続けるよう努力していく。
撮影者:寧傑文