撮影:李徳錸
北京時間4月6日、暗夜国際(International Dark-Sky Association)は、深セン市大鵬新区南澳事務所にある西湧コミュニティが、中国初の国際暗夜コミュニティに選出されたと発表した。
撮影:李徳錸
西湧コミュニティは深セン市大鵬新区の南東部に位置し、敷地面積は約10.9平方キロメートルで、深セン市天文台、西湧砂浜及び鶴藪、芽山、新屋など8つの自然集落を含む。同コミュニティは深センで最も整った自然生態系に恵まれ、美しい環境に加え、森林カバー率は90%に達し、動植物資源が豊富である。
撮影:曽躍鵬
撮影:曽躍鵬
同コミュニティは都市の中心部から直線距離で60キロメートルほど離れており、周囲三方を山に囲まれ、一方が海に面している。山によって都市光害が遮断される効果を発揮し、夜間の良好な生態環境と美しい星空に繋がった。
撮影:曽躍鵬
撮影:陸不喝
暗夜コミュニティが建設されてからここ2年間、西湧の観光資源は従来のビーチから山海、天文、暗夜ホタルなどの全面的な自然生態資源へと発展を遂げてきた。観光産業が従来の季節性オンシーズンから一年中オンシーズンへと変貌したことにより、地元の民宿、飲食、交通、就職などに直接的な促進作用を推し進め、毎年西湧で天文観測、天文科学普および、天文研学や天文星空キャンプなどのイベントに参加する市民が著しい増加傾向にある。
撮影:陸不喝
撮影:唐柏鴻