深セン市坪山区にある南中学堂は1931年に建てられ、建物全体のスタイルは西洋風で、鮮明な東南アジアの建築様式と伝統的な客家家屋の要素が活かされ、現在は坪山都市書房の一つである。
空から見下ろすと、この古風な建物が木立の中に佇み、まるで繁華街にひっそり降り立った静かな小島のように、モダンなアスファルト舗装の道路と巧みに融合している。
書房の門を開けて入ると、古風で質朴な客家風の奥座敷が目に映る。
門の左側には読書エリアと文化交流エリアが設置され、右側にはコーヒー・ラウンジがある。
コーヒー・ラウンジにある階段は、2階の展示エリアに通じている。今年から「南中絵事」シリーズの芸術家絵画展がここで開催されている。
読書、美術創作、及び学術交流などの公共文化サービスの導入は、90年以上の歴史を持つこの古い建物を再び生気と活力で奮い立たせた。
営業時間:火曜日~日曜日10:00-18:00
住所:坪山区石井街道田心コミュニティ蘭田路と環境園路の交差点
写真はすべて深セン芸文恵より